こんにちは、まっちぼうです。今回は階段昇降と踏み台昇降について書いていきたいと思います。踏み台昇降はともかく階段昇降は普段生活していてよく昇降すると思います。階段昇降と踏み台昇降のダイエット効果を知れば、普段からエレベーターやエスカレーターを使わず、「階段を使おうかな」となると思うので書いていきたいと思います。
階段昇降と踏み台昇降のダイエット効果とメリット・デメリット
- 共通するダイエット効果
階段昇降も踏み台昇降も「自重を使った有酸素運動」と「下半身の筋力トレーニング」を同時に行える運動です。下半身の筋肉は人体の中でも大きな筋肉群(大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋、ふくらはぎ)で占められているため、ここを動かすことで消費カロリーが増えやすく、基礎代謝アップにもつながるのが大きなポイントです。さらに、動作の特性上「踏み込む」「押し上げる」といった筋トレ的な要素があるため、単なるウォーキングよりも負荷が強く、筋肉量を維持・向上させながら脂肪燃焼が期待できます。
階段昇降の特徴
(1)メリット
- 生活に組み込みやすい
自宅や駅、職場の階段を使えば、特別な器具や準備は不要です。毎日の運動や買い物のついでに自然と取り入れられるため、継続しやすいのが強みです。
- 高負荷で効率的
階段は一段一段が段差として存在するため、常に「踏み上げ動作」が必要になります。その分、平地のウォーキングよりエネルギー消費が大きく、短時間でも脂肪燃焼効果が高いです。
- 心肺機能の強化
負荷が大きいため心拍数が上がりやすく、持久力や心肺機能の向上に効果的です。体力不足の改善やスタミナづくりにも役立ちます。
- 下半身引き締め効果
特にお尻・太もも・ふくらはぎに強く聞きます。筋肉はつくことでヒップアップや足の引き締め効果も期待できます。
(2)デメリット
- 膝・腰への負担
段差が大きいため、体重が重い人や関節に不安がある人には負担になりやすいです。無理すると膝痛や腰痛につながる可能性があります。
- 場所が限られる
階段がある環境に依存するため、自宅内で続けるのは難しいこともあります。
- 汗かきやすい環境
特に夏場や駅などでは汗だくになりやすく、周囲の目が気になる人もいます。
踏み台昇降の特徴
(1)メリット
- 室内で出来る
専用のステップ大な丈夫な大さえあれば、天候や時間に関係なくいつでも運動可能です。雨の日や猛暑でもエアコンの効いた部屋で出来るため、継続性が高いです。
- 高さを調節できる
台の高さを変えることで運動強度を調整できます。初心者は10~15cm程度、慣れてきたら20cm以上と段階的に負荷を上げられるので、安全に継続可能です。
- 有酸素+筋トレ要素
階段昇降と同じように脂肪燃焼効果がありつつ、リズムに合わせて動けるため「踏み台昇降運動」はエアロビクス的な楽しさもあります。
- ながら運動が可能
テレビを見ながら、音楽を聴きながら行えるため、退屈しにくく習慣化しやすいです。
(2)デメリット
- 単調で飽きやすい
同じ台を上り下りするだけなので、刺激が少なく飽きやすい人もいます。、モチベーション維持に工夫が必要です。
- スペースと台の確保が必要
小さな台でも安全に昇降できるスペースが必要です。集合住宅では音が響くこともあるため注意が必要です。
- 効果は階段よりやや軽め
台の高さが低いと負荷が小さくなり、階段昇降に比べて消費カロリーや筋肉刺激が弱くなる場合があります。ただし、継続できれば十分効果的です。
消費カロリーの目安
運動強度は個人差や台の高さ、スピードで変わりますが、おおよその目安は以下の通りです。
階段昇降:体重60kgの人が10分行うと約80~100kcal消費。
踏み台昇降:体重60kgの人が10分行うと約60~80kcal消費。
階段のほうが短時間で高い効果が得られやすいですが、踏み台昇降は長時間続けやすいので、トータルでは同等の効果を狙えます。
ダイエット面での活用法
- 階段昇降はすきま時間向き
通勤や移動の際に積極的に階段を使うことで、自然に日常消費を増やせます。忙しくてまとまった運動時間が取れない人には最適です。
- 踏み台昇降は計画的トレーニング向き
室内で30分~1時間ほどじっくり行うと、ウォーキングや軽いジョギングに匹敵する有酸素運動効果が得られます。テレビを見ながらでもできるため、習慣化すれば大きな成果が期待できます。
- 併用もおすすめ
日常では階段を使い、天候や疲労で外出が難しい日は踏み台昇降を取り入れると、無理なく継続できます。
まとめ
- 共通点:下半身を大きく使うため脂肪燃焼効果が高く、筋力アップ・基礎代謝向上につながる。
- 階段昇降の特徴:高負荷・効率的・生活に組み込みやすいが、関節負担や環境制約がある。
- 踏み台昇降の特徴:室内で安全にでき、負荷調整も可能。ただし単調で飽きやすい点に注意。
- どちらもダイエットに有効であり、自分のライフスタイルに合わせて使い分けるのがベスト。
結論として、効率重視なら階段昇降、継続しやすさ重視なら踏み台昇降が向いています。無理なく続けられるほうを選び、習慣化することで着実にダイエット効果を得られるでしょう。